2015年05月15日

ステッピング!

こんにちは。マイトリー店長です。
今回は「ステッピング加工を半田ごて一本で簡単に行う方法」をご紹介。


ステッピング加工とは…近年、ポリマーや樹脂のパーツを多用したハンドガンやライフルパーツがとっても多くなってきていますが、そういった材質のフレームやグリップなどに滑り止めの加工を施すことを「ステッピング加工」と言います。ぶっちゃけサバイバルゲーム中にハンドガンが滑って困ったことはないんですが、こういうのは実用性じゃないのです。かっこいいかかっこよくないか。それがすべてです。いやまぁでも実際滑り止めとしても効果アリですよ?



用意するもの

「はんだごて」です。ちなみに私が使ったのは精密はんだ用の低出力のはんだごてですが、普通のはんだごての方がパワーがあって楽だと思います。とりあえずはこれだけ!これだけでOKです!ステッピング加工の模様は様々なものがありますが、今回は一番楽で失敗しない模様を描いていきたいと思います。



今回の生贄はコチラ。

KJ WORKS G19のフレームですね。たまたまコレが余ってたので今回はこのフレームを使って実演していきたいと思います。



まずは加工する部分を決めます。

今回はこの赤斜線の部分を加工していこうと思います。指に触れる部分、滑りそうな部分を加工します。スライドやトリガーなど、本来金属製のパーツはステッピングしないほうがリアルかな?




はんだごてを十分に暖めてからいざ加工へ




ぐりぐりはんだごてを押し当てていきます。すると樹脂が溶けて溝になっていきます。あまり強く押し当てると貫通してしまって取り返しがつかないことになるので気をつけましょう。



はんだごての当て方のコツとしては…

この様な感じで右回り、左回りと蛇を描くようになるべく一筆書きで押し当てていくとそれっぽい感じになります。一度通ったところを重ねて通ってもいいので、隙間の無いようにまんべんなく押し当てていきます。




とりあえずグリップ部分はぐりぐりやってたら終わりました。ここまで大体15分くらいですね。他の部分もどんどんいっちゃいましょう!




途中の写真撮るの忘れちゃった!でもグリップ部分とやることは全く一緒なんで…。恐らくステッピング加工の中では一番気楽に短時間にできるパターンだと思いますので、ぜひやってみてください。他のハンドガンの作例も次回掲載しますので、興味のある方は見てやってくださいね!



  

Posted by maitri(マイトリー)  at 08:11その他