2021年10月25日
ステッピングツールアダプター
グリップなどを滑りにくくするステッピング(スティップリング)
当店ではOTDefense製のステッピングツールを販売していますが、使用するはんだごてに合ったアダプターが必要になります。
はんだごての種類も多く少々わかりにくいので、今回はステッピングツール用はんだごてアダプターの選び方と使用方法をご紹介!
まずは定番のニクロムはんだごて用のアダプターです。
ニクロムはんだごては安いものだと1000程度で購入可能なため、最も一般的なはんだごてです。
ニクロムはんだごては様々な規格がありますが、国内だと主に4mm軸と6mm軸が主流です。
6mm軸の場合はアダプターをそのまま差し込んで固定します。
やや大きめで渋いため、モデルによっては叩いて入れるか少し削ることになります。
なお6mm軸は高出力の物が多い為、低温で作業したい場合ははんだごて用の温度調整器の用意をオススメします。
ちなみに適切な出力は材質、気温、使い手の好みなどにより変わるので一概には言えませんが、メーカー推奨の25Wと30Wが一つの基準となります。
一方低出力の4mm軸はアダプターの加工かチップ単体での取り付けとなります。
ただしいずれも取り付け部分が短いためはんだごての種類によっては固定が不十分な場合があるのでご注意ください。
アダプターの加工はネジ山を削るだけなので100均の金物やすりでも簡単に行えます。
チップ単体よりも先が長くなってしまいますが、チップの付け替えが容易になります。
また、取り付け部分の長さもチップ単体よりも少しだけ長くなります。
(単体は6mm、アダプターは7mm)
ニクロムはんだごて用だけでなくセラミックはんだごて用のアダプターも存在します。
セラミックはんだごてはニクロムはんだごてよりも高価ですが、加熱速度が速くグリップからこて先までの長さが短いのが特徴です。
温度調整可能なモデルが主流で素材や使い手を選ばないため、予算がある場合はこちらをお勧めしています。
対応モデルはHAKKO製 933, 907, 913, FX-600, FX-8801となります。
各種アダプターを装着したら先端に各種チップを取り付けて準備完了です。
チップは定番のワッフルパターンからバスケット織りや6角形など色々揃ってます。
他にも30度傾けるアダプターや足跡などのワンポイント用、末端処理などに使えるカッター型など特殊形状のチップもありますよ!
ネットでの購入はコチラから
🛒 OTD ステッピングツール
Posted by maitri(マイトリー)
at 08:15
│商品紹介