2024年04月25日

BW-15J トレーニングガン

空薬莢やスナップキャップが宙を舞う!



非常に珍しい製品のサンプルが入ってきたので紹介します。



「BW-15J」
当製品は展示会・ディスプレイ・講習会などで使用することを目的に開発された製品で、外見はラバーや樹脂ではなく実銃と同じ超々ジュラルミン(7075-T6)を使用。近年では高級エアガンでも同じ素材も使われています。

製品展示用に使用する為にすべての寸法は外観・素材は実銃のAR-15と同様になっています。かつ、樹脂やラバー素材のトレーニングガンより強度が高いので、光学機器などが脱落することはありません。


トレーニングガンと言えば、Blue gun社の製品などが挙げられます。これは重量やサイズなどが実物準拠なので、実銃同等の環境でトレーニングができ、かつ一目でトレーニング用とわかる青色で作られている点がセールスポイント。


UTM社 AR-15 5.56 MMR/BLANK KITから引用 "https://utmworldwide.com/product/ar15m16m4-mmrblank-kit/"
他にも空包などを用いた訓練用には青色塗装された訓練用ボルトがあったりします。




ここで今回の製品「BW-15J」に戻りますが、こちらも不特定多数が触ることを考慮して非常に高い安全性にも考慮されており3つの特徴があります。

※2024/4/26追記 本製品は4月上旬、所轄警察署 担当の方に事前のアポイントを取った上、現物を持ち込み製品を確認してもらっています。

1.オリジナル ダミーボルトキャリア
2.ダミーバレル
3.80%ロアーベース

ここからは上記3点についての説明。


1.ダミーボルトキャリア

実銃などにも使われる素材と同等のスチールを利用しているので外見も非常にリアルですが、一部寸法が変更されています。

ボルトの中にファイアリングピン(撃針)はありますが、ハンマーで叩けないように画像の赤い下部を延長。付属しているダミーの撃針も先端がデフォルメにより存在しないので雷管を叩くことができません。

それだけでなく弾を押し上げるボルトの部分もファイアリングピンが雷管を叩く貫通穴がオミット(省略)されており射撃できないようになっています。

上からBW-15J/KSC(ガスブロ)/MWS(ガスブロ)のボルト比較です。BW-15Jのボルトは窪みが深くリアルな造形になっています。BW-15Jでは従来のガスブローバックガンで出来なかったフィールドストリップ(整備分解)も再現できます。

バッファースプリングの分解は省略しています。



2.ダミーバレル

展示会などではバレルを外せば安全性を確保することができますが、バレルがあることでよりリアルに訓練することができます。フラッシュハイダーは14mm逆ネジではなく実物と同じ1/2-28インチサイズになっています。バレル内部は中身が切削されていない点は無可動実銃に似ていますね。

スナップキャップ(訓練用模擬弾)を使用して、装填までの一連の練習やジャム(装弾不良)からの回復トレーニングができます。空薬莢でも飛ばして遊ぶことができますが、空薬きょうは弾頭部が無いためマガジンからチャンバーへ押し上げ時に先端が引っ掛かることがあります。もし遊ぶ場合は直接薬室に入れて飛ばした方がいいですね。スナップキャップ(訓練用模擬弾)が入る薬室スペースを除いてバレル内部は切削されていないので、悪意のある第三者がボルトを交換した場合でも弾丸が正常に発射されることはありません。


3.80%ロアーベース

これは名前の通り80%しか完成していないロアレシーバーのことです。ガスブローバックのAR15を分解したことがある方は一目でわかると思いますが、トリガーやファイアリングピンを叩くハンマーなど撃発装置が入る部分が一切切削されておりません。射撃に関する心臓部がないので万が一のトラブルが発生しません。


SHOTSHOW2024 Trijiconブース展示に使用されている80%ロアーのデモガン。光学機器系ブースでは様々メーカーの80%レシーバーを利用したデモ機がいくつものがあった。

結果としてこの銃から弾丸を発射しようとするには、アッパー&ロア&ボルトキャリアー&バレルを全て用意する必要があり、実質的に弾丸を発射可能なAR15を1丁用意する必要がある為。、悪用が出来なくなっています。


上記3つのセーフティにより高い安全性を誇るのが「BW-15J」の特徴です。

2024/4/26追記
※本製品は4月上旬、所轄警察署 担当の方に事前のアポイントを取った上、現物を持ち込み製品を確認してもらっています。

モデルガンのようですが、一部が無可動実銃のようにな設計になっています。しかし無可動実銃と異なり、ボルトなど可動部分が多い点はヨーロッパなどで販売されている"Deactivated Gun" (不活性化された銃)と呼ばれる海外版無可動実銃に近いです。こちらは現代銃よりもWW2のラインナップが多いですが、海外にもコレクター向けに同じようなジャンルが存在します。


こういった確実に発射できないシステムはPTSD(心的外傷後ストレス障害)で悩む退役軍人の家族からの悩みの声もあったそうです。日常生活への復帰が困難であったり、安定しないことも多いそうですが現役時代のように銃を触ったりする時は比較的落ち着くこともあり、リハビリとしてスポーツ射撃などが行われる場合があります。映画「アメリカン・スナイパー」著者であるクリス・カイル氏も退役後にPTSDに悩む帰還兵や退役兵支援をしていましたが、その支援活動としてPTSDを患う元海兵隊員を連れ射撃訓練を行っていたところ突如、元海兵隊員から銃撃を受けて亡くなっています。

Embed from Getty Images

2022年、銃規制を公約にしていたバイデン大統領の元、ATFによって施行された法改正2021R-05F(定義 銃のレシ―バーとフレーム)によって80%レシーバーも購入時に実銃同様シリアルの刻印とFFLによるバックグラウンドチェックが必要となりました。そのため当製品の利点であった安全に展示会・ディスプレイ・講習会などで使用したい場合も実銃を買うのと同じ審査・ステップが必要になってしまいました。

BW-15Jはその計画を日本向けに一部仕様を変更、全て新規でBallistic Millor Weaponsで製造。本来は80%ロアにはセレクターとトリガーピン用のホールがありませんが、日本向けにローカライズして取り付けできるよう加工しました。トリガー機構はありませんが、グリップ取り付け基部に入れるスプリングがあるのでクリック感を楽しむことができます。エアソフトガンのレシーバーはセレクター SEMIの上にフルオート射撃するためのフルオートシアピンがありますがあえては作らず民間用セミオート限定モデルを再現しています。それだけでなく好きな刻印を入れて楽しむことができるように、あえてセレクターまで含めて無刻印に仕上げています。トリガー以外に関しては実銃と同じ外見です。



当初はバレルとボルトのみ販売予定でレシーバーに関してはVFC製を購入者の方に別で用意してもらう予定でしたが、レシーバーのロットや個体差や相性などで正常に動作できない可能性を考慮して全ての部品を新規で製造。このためにエアガン用のレシーバーをわざわざ80%にしてもらっているのは「BW-15J」だけだと思います。


私物のVFCのレシーバーにバレルとボルトを試しに組んでみましたが、特に問題はなさそうでした。ただボルトキャッチは互換性がないためボルトを停止させることができないこと、マガジンから薬室に装填できないのでボルトを引きながらエジェクションポートからカートを入れればカートを飛ばすことができます。


トリガーやハンマーがあるガスブローバックのAR15系のトイガンの方がサバゲーなどで遊べるだけでなく、トリガーを引いてハンマーが落ちる感覚や射撃などを楽しめます。しかし都市部の住宅などでは近隣や家族に配慮して空撃ちしかできない方も多いとは思いますが、その時にオススメがBW-15Jです。空撃ちができない分、模擬弾やダミーカートなどで装填を遊ぶもよし、フィールドストリップのタイムを競うもよし、ARユーザーが余らせているパーツを出してみたり別の方向性で楽しんでみるのはいかがでしょうか?家の壁に飾ってみたりコスプレや映像作品を作る時にも良さそうです。

10~12月頃発売予定
8月 予約開始 予定

限りなくリアルな質感と外観、カスタマイズ性を手にしてみませんか?

価格は169,800円(税込)
※価格は予定であり変動する場合があります。


ネットでの購入はコチラから
🛒 Ballistic Millor Weapons製 BW-15J トレーニングガン



  

Posted by maitri(マイトリー)  at 17:37商品紹介

2024年04月09日

Holosunドットサイト入荷!

SHOTSHOW2024でもブースに人が多く注目度が高いメーカー


SHOTSHOW2024 最終日なので人はちょっと少なめ

アメリカカリフォルニア州に拠点を置き民間シューターから根強い人気がある光学機器メーカーです。
ドットサイトで有名ですね!




当店でも取り扱いがあるKtacticalも非常に多くのHolosunを使っている写真を見ますね!
Ktacticalの方にオフィスに訪問した時になぜHolosunばかり使うのか?と尋ねてみたところ
「Trijicon RMRも持っているが、レンズの青みがあまり好きではない。しかもRMRを1つ買う金でHolosunを2つ購入することができる!しかもレンズがクリアで非常に見やすい!!」
とのことでした。



軍で様々な過酷な環境・シチュエーションで想定され使われる機器とスポーツで射撃を楽しむ方だと使われるものが違うのかもしれませんね。実際にRMRとHolosunを見比べてみましたが確かに非常に見やすく銃を屋内射撃場で撃たせてもらいましたが非常に使いやすかったです。


オススメは標準的機能が全て揃ったHS503CU
上部にあるソーラーで周囲の明るさから自動的に明るさを変更する機能があるのでアウトドアでやぐらなどの室内に入った際に便利ですね!でも個人的にはスモークのグラスを使っているので室内向けの明るさが低く感じるのでオフにして使うこともあります。
他にもドットサイト内のモーションセンサーにより10分間全く動かない場合にはドットサイトの電源をOFFにしてバッテリー寿命を延ばす機能もあります。OFFになった場合でも動きがあれば再びONになるのもポイント!それにより5万時間のラインタイムがあるだけでなく、電池がなくても上部のソーラーによりドットを光らせることもできる点の強みですね。


ソーラーがなくなった少し安いHS403シリーズもあります。
個人的には慣れ親しんだAimpointなどの形状に近いHS403Rを選ぼうと思っていましたが、このモデルにはモーションセンサーが内蔵されていません。しかしHS403Bは内蔵されているのでよりバッテリーを長時間、無駄なく使うことができます。それだけでなくサイドのダイヤルがないので僅かですが右側の視界がよくなります。
デメリットを強いてあげるとすれば電池交換の際に小さなトルクスレンチが必要なので状況によっては交換がしにくい可能性があります。(本体には付属しています。)その点HS403Rはコインで開けられるので便利!



最後はAEMS!
上にあげた20mmレンズ径の2倍の投影面積をもつ非常に視野角の広いドットサイトです。イメージでいえばホロサイトを除いてる感覚に近いですね。正面にはレンズカバーがあるので泥などがついて見えなくなってもカバーを外すことで運用することができますね。(BB弾用のレンズカバーではありません。被弾すると割れ本体を痛める可能性があります)

いかがでしたでしょうか?

個人的には光学機器を増やすより銃を増やしてしまいがちですが、実際に覗いてみると「やっぱり光学機器も揃えないとな・・・」と感じる一品です。
光学機器はピンからキリまでありホロサンより性能が高いモデルもあると思いますが値段が倍以上することも珍しくありません。ホロサンはその点高機能ながら高すぎもせずいいバランスで「そろそろちょっといい感じの光学機器に乗り換えたいな~」という方にはオススメです。

マイトリーでは実際に覗くこともできますのでお気軽にお立ち寄りください!!


ネットでの購入はコチラから
🛒 Holosun製品




  

Posted by maitri(マイトリー)  at 08:00商品紹介

2024年02月05日

ウクライナ発のタクティカルブランド


現在も紛争が続くウクライナを支えるタクティカルブランド「M-TAC」

この度当店でM-TAC製品の取り扱いが始まりました!




M-TACはウクライナ発の軍・警察向けアイテムやアウトドア用品を扱うブランドで、元々は2005年にウクライナでエアガンショップとしてオープンしました。
長年にわたりウクライナ国内でのエアソフト市場の発達に貢献してきましたが、2014年に ”Революція гідності" 通称クリミア危機が起こったことで、軍や特殊部隊向け製品の製造を開始し前線の兵士へ様々な装備を供給しています。



現在は首都キーウとリヴィウに生産・開発拠点を持ち、日々得られる実戦データを元に開発された高性能な装備を24時間365日休みなく製造しています。また材質にもこだわり独自のルートで仕入れたPOLARTEC、CODURA、MULTICAM、VELCRO、YKKなどの世界中の高品質な素材を採用しています。



実戦データがフィードバックされたM-TAC製品は前線で戦う兵士だけでなく軍総司令官のザルジニ氏など国のトップも愛用しており、中でもゼレンスキー大統領が愛用しているパーカーは世界中から反響が寄せられました。
海外進出も盛んでポーランドやアメリカにも販売拠点が置かれるなど今注目のブランドです。



プレートキャリアやマガジンポーチといった定番アイテムから…



レディースウェアやソックスなど珍しいアイテムも揃ってます!



ドローンやNLAWといった紛争で有名になったものがデザインされたワッペンなど、ウクライナらしいアイテムもたくさんあるので要チェック!

  

Posted by maitri(マイトリー)  at 07:30商品紹介

2024年01月19日

バッファーチューブ

意外とお悩みの方が多いこの部分



ストックパイプっていろいろありますよね
交換したいときにどれを使えばいいのかわからない人も多いと思うので解説したいと思います。



大きくわけるとガスブロ or 電動です。ガスブロに電動用は付きませんしその逆も同じです。電動用は中にメカボックスにあるスプリングガイドにネジを使って固定するので中に突起やスペーサーがありますが、ガスブロはボルトが動作するのでただの筒状になっています。
その中でも次世代電動ガンとMWSシリーズは専用規格になっています。そのため電動用やガスブロ用と書かれていてもこの2機種は対応しません。次世代用やMWS対応と書かれたものをお選びください。


第二の問題はチューブ径です。

引用 "MIL-SPEC VS COMMERCIAL BUFFER TUBE: THE DIFFERENCE EXPLAINED” 80% ARMS

ミルスペックとコマーシャルスペックがあります。M4系のストックの径にはこの2種類があり、アメリカのメーカーでは商品ページにどちら用か記載されています。ここで注意なのがコマーシャルスペック用のバッファーチューブを使用した場合にはミルスペックのチューブが取り付けできないと可能性があることです。しかしあくまで可能性であり、ミルスペック規格の径が1.148'に対してコマーシャルスペックは1.168'、差は0.02'(0.0508センチ)と誤差に近いこともあり、メーカーは非推奨としていますが取り付けできるものはあるようです。


ミルスペックバージョンのみ販売
Daniel Defense / SBtactical / BCM / B5 systems

ミルスペックとコマーシャルスペックの選択可能
MAGPUL

両対応
FAB

上記メーカーの現行の販売ページを見たところこのような結果になりました。
日本でも知名度が上がってきたBCMなどの公式サイトを見ても現状ミルスペック用のストックのみしか販売されていません。またバッファーチューブに関してもミルスペック用のみしか販売されていません。恐らく、今後発売される新商品のほとんどはミルスペック規格だけになると思われます。

海外の記事などによれば元々はミルスペックより安価な素材を使って安くしていたそうですが、チューブ単体の価格差もメーカーによって大小ありますが約500円前後でした。最安値に近い600ドル程度の現行AR15に関してもミルスペック径が使われており、コマーシャルスペックを使っているのはかなりレアケースといえるのではないでしょうか?ユーザーからしてもわざわざコマーシャルスペック用のストックを探すのは不便なのでミルスペックの方がはるかに便利です。

よく心配されるのがストックのガタですが、最近はレプリカ同士でもそこまで酷くガタつきがある物を店で見ることもないようにも感じます。逆に実物ストックと実物ミルスペックチューブを組み合わせても若干のガタつきはあり、逆にピッタリとしている=クリアランスがないという事なのでゴミなどが詰まって不具合が起きないように余裕を持たせているのかもしれないですね!


「超々ジュラルミン製 ガスブロ用バッファーチューブ」
ノーブランド品などは規格に関して情報がないことがほとんどですが、当店で取り扱いがあるBallistic Millor Weapons製バッファーチューブはしっかりとミルスペック規格で作られています!実物同様、超々ジュラルミン(超々ジュラルミン)で製造されており高品質です。複数ご要望をいただいたので、後ろの部分をカットした電動用向けも新たにバリエーションに加わりました。(電動用とはいえ、元々ガスブロ用の製品なのでトレポンやガスブロ用パイプを使うフォールディングストックアダプターには使えますがスタンダード電動ガンや次世代には非対応です。)

価格は4,980円(税込)


ネットでの購入はコチラから
🛒 Ballistic Millor Weapons製 超々ジュラルミン製 ガスブロ用バッファーチューブ




  

Posted by maitri(マイトリー)  at 19:06商品紹介

2023年11月06日

スプリング式40mmグレネード!?

面白いアイテムが入荷しました

「スプリング40mmグレネード」

名前の通り、ガスの40mmグレネードのスプリングバージョンです。フィールドだけでなく自宅でエアガンを射撃して楽しむ方もいると思います。その時、アンダーバレルなどにあるグレネードランチャーはその多くが60発などを広範囲にばら撒く関係で空撃ちだけですよね。
でもこれは弾頭のシリコン製の弾頭部分をバネの力で飛ばすので比較的自宅でも遊びやすいと思います。ガスも使わないのでお財布にも地球にも優しいのも嬉しい点です。

弾頭を飛ばすためにちょっと強めのスプリングが入っており、弾頭を押し込むことでセットができます。あとは40mmカートが対応のランチャーに入れて発射するだけ!使ってみた感想としてはガス式のランチャーと異なり、スプリングを解放するのでトリガーのテンションがかなり高いので最初は戸惑うかもしれません。


弾頭のカラーはM433などで有名なブラウン系の弾頭と黒色の2種類があります。

黒の弾頭について調べてみましたが、使用している組織を明確に見つけられませんでしたがB&Tが治安維持などに使う非殺傷用の弾薬として発表していました。

自宅や貸し切りなどで余興に使ってみると結構面白いアイテムです。仲間内で遊ぶ際は自分のそばに弾頭が落ちたらシチュエーションヒットでヒットコールをしてあげると持ち主が喜んでくれると思います。ちなみに人に当てるとそこそこ痛いので遊ぶ時には注意してくださいね。

価格は5,000円(税込)


ネットでの購入はコチラから
🛒 スプリング式 40mmグレネードカート




  

Posted by maitri(マイトリー)  at 12:15商品紹介

2023年10月31日

カスタム用ハイエンドコード

電動ガンのカスタムと言えばギアやモーターや電子トリガー等が注目されがちですが無視できないのが配線です!
良いバッテリーやモーターを使用してもコードの質が悪いと性能をフルに活かせないなんてこともあるので、カスタムの際にはコードにも注目してみましょう!

という訳で今回はカスタムに適した高品質のコードをご紹介!



潤工社のPFA電線です。テフロンコードとも呼ばれる電線で被膜にフッ素樹脂のジュンフロン(テフロン)が使われています。
※テフロンは本来デュポンのフッ素樹脂の事を指しますが、一般的にはフッ素樹脂=テフロンとして扱われています。

テフロンは一般的なビニールやシリコンよりも強靭性と耐熱性が高く、強度を維持したまま被膜を薄くできるので通常よりもコードの外径が細いのが特徴です。また銅線の酸化を防ぐメッキも抵抗の少ない銀を採用しているため一般的なスズメッキのコードよりも通電効率が良いのもポイント!

通常より価格が高いのが欠点ですが配線の取り回し改善とショートのリスクが低下する他、銃によってはサイクルが向上する場合もあるのでコストパフォーマンスは悪くないと思います!



コードの太さは0.75sq1.25sqの2種類となります。
sq(スケア)はsquareの略で1sq=1平方ミリメートルとなっていますが、芯線の太さになるので被膜によってコードの外径は異なるので注意が必要です。
本製品の外径は0.75sqが約1.7mm、1.25sqが約1.9mmとなります。

基本的には多くの電動ガンで採用されている1.25sqを選ぶことになります。0.75sqは通電効率が落ちるので1.25sqを通すことが出来ない場合に使用するのが一般的です。

ちなみにアメリカではsqではなくAWG(American Wire Gauge)と呼ばれる単位が使われており、こちらは数字が大きくなるほど細くなります。
海外製の電動ガンではよく見る単位なので覚えといて損はないです。18AWGは0.75sq、16AWGは1.25sqとなります。

  

Posted by maitri(マイトリー)  at 17:01商品紹介

2023年10月13日

実銃でお馴染みのセーフティアイテム!!

実銃ではお馴染みのアイテム




「ケーブルガンロック」

エアガンを購入すると赤いゴムのキャップや蓋が付属しますよね?それの実銃バージョンがこのケーブルガンロックです。銃を購入すると説明書と一緒に同封されていることも多い標準的なセーフティアイテムです。
エアガンやガスガンはマガジンとバッテリーを抜けば動作できないので安全ですが、実銃は薬室に弾があればマガジンがなくても1発は発射できるのでボルトが後退状態、ホールドオープンが安全とされます。その状態でより第三者が見ても安全をアピールできるのがこのケーブルガンロックやチャンバーフラッグです。



当店では2種類の長さが異なるモデルがあり、M4用とハンドガン用が入荷しています。
M4はマグウェルからエジェクションポートまでの距離はハンドガンより短いのでもしどちらでも使いたい方はハンドガン用をお選びください。

価格は980円(税込)
ネットでの購入はコチラから
🛒 鍵式 ケーブルガンロック




安全に置いておくにはケーブルガンロックですが別のセーフティアイテムもあります。
「ダイヤル式 トリガーロック」

こちらはトリガー部分を覆い隠すようにロックするので鍵を外さなければトリガーを引くことはできません。
先ほどのケーブルガンロックが一時的なセーフティアイテムあるのに比べてこちらは銃を比較的に人の手が触れやすい場所に置く際に適しています。このモデルも様々な仕様がありますが、キータイプだと紛失した場合に取り返しがつかなくなる恐れがありますがダイヤルなのでその分気楽に使えます。出荷時は「000」になっていますが任意の数字に切り替えできます。


トリガーガードを挟み込む関係でレシーバーのサイズやトリガーガードの太さによっては対応できない場合があるので注意です!GLOCKやM4サイズが限界かもしれません・・・
個人的にはウッドのM870との組み合わせが一番シブくて好きです(笑)

どちらも常用しなくても自宅に一個あると面白いアイテムなのでぜひストックしておきましょう!
ネットでの購入はコチラから
🛒 ダイヤル式 トリガーロック




  

Posted by maitri(マイトリー)  at 08:00商品紹介

2023年09月29日

柄付き手榴弾のお手軽カスタム


今人気のアイテムの一つがこの67式/98式スタイル スプリンググレネード!
底のリングを引っ張ることでロックが解除され、解除状態で投げることで起爆する本格的な仕様になっていますが、残念ながら一部再現されていない部分もあります。

本来はキャップを外しリングを取り出してから引っ張るのですが、本製品ではリングがむき出しの状態になっています。キャップを紛失しないなど実用面では有利ですが本物と同じアクションを楽しみたい方にはマイナスポイントですよね…

ですがこの問題はちょっとした加工で解決することが可能です!



まず紐を解きリングを外します。



その後キャップも外したら棒やすりやリューターなどで削りで穴を広げます。



工具によってはいったん柄を分解すると作業しやすいです。
分解は弾頭のネジ2か所外した後マイナスドライバーでこじ開けるだけでOK!



穴の大きさはリングが入れば十分ですが、取り出しやすさを考えると内側に段差がなくなるまで削ることを推奨します。



削り終わったら紐にリングを取り付けて完成!ついでにキャップも塗装しておくとGOOD!



これで見た目も良くなりキャップを外してから引っ張るアクションが再現できます。
腕に自信がある方は柄に木目塗装をするともっとリアルになります。



キャップはリング等と同じく単体での販売も行っているので万が一紛失しても大丈夫ですよ!
  

Posted by maitri(マイトリー)  at 16:06商品紹介

2023年09月11日

実銃向けパーツを製造していた工場から入荷!!

高品質なエアガン向けパーツが入荷しました!


この製品は元々、実銃向けのパーツを製造していた工場のためエアガン用パーツに比べて高品質!そんな「Ballistic Millor Weapons」製品をご紹介!


「ジュラルミン製 ガスブロ用バッファーチューブ」
M4でお馴染みの6ポジションのストックパイプです。
「ストックパイプなんかストックが取り付けできればなんでもいいじゃんか!!!」と言われるとある意味その通りです。しかしストックパイプにも品質というものがあります。アメリカでも安価な値段で販売しているメーカーは6061T6などのアルミ合金で作成しますがBallistic Millor Weaponsは7075T6 超々ジュラルミンを使用してます。これは非常に強度の高い素材でBCM/ダニエルディフェンス/GEISSELEなど日本でもよく聞くあの高品質メーカーも同じ素材で製造しています。

当店でも販売している実物のMAGPULのSL-Kストックを試しにつけてみましたがピッタリでガタもなくいい感じでした。リアルサイズ用なので次世代やMWSには適合しませんがVFCやPTWなどのリアルピッチのM4には適合します。他にもフォールディングストックアダプターやMCX用のストックアダプターにも使えますよ!

また地味な点にはなりますがチューブ内に水などが入った場合に排水できるようにLMT製のチューブと同じように後ろ側のポジションには小さなホールが開いています!より確実にARを動作させたいというメーカーの気持ちがこのホールに詰まってるのかもしれません。サバゲーでは川を渡ったり、海上などで遊ぶことがないので特に役立つ機能ではありませんが・・・

価格は4,980円(税込)

「ストックも実物を買ったから同じメーカーの実物パイプがいい!」という方もいると思いますが、ストックパイプは比較的に刻印がないものが多く、メーカーのワンポイントロゴがあってもストックに隠れて見えないパターンも多いので入手できない、高すぎて買いにくいという方はBallistic Millor Weapons製を試してみてもいいと思います!

「リアルサイズスチールエジェクションポート

続いてはエジェクションポートカバーです!エジェクションポートカバーのサイズは実物もエアガン用もほぼ同じサイズなので加工なしで取り付けができるものが多いです。


マルイなどの純正のカバーと違いスチール製になっています!それだけでなく、エアガン用はボルトの形状からカバーの突起がデフォルメされているのでディテールアップを図りたい時にはぜひ使いたいアイテムです。しかし欠点として実銃と同じで大きいのでポートを閉めることができないので注意です。
価格は1,800円(税込)


「ガスチューブ リアルタイプ」
最後はガスチューブです。エアガン用のチューブはただのアルミの棒だったりすることも多いですが、しっかりとチューブになっており、ガスブロック側はガスが逃げないようにステンレス鋼でしっかりとした構造になっています。ARを組む際に割と外してしまう人も多いですが個人的には実銃と同じく取り付けておきたい派です。注意としてリアルサイズなのでレシーバーを貫通してチャージングハンドルの根本まで伸びるサイズなので一部電動ガンやガスガンでは干渉するのでその際はパイプカッターなどを使って切断してください。

価格は1,500円(税込)

今回紹介したパーツはハンドガードやストックなど、本体の外見でメインになる部分でもなく、性能が特別向上するものではありません。どちらかといえば陰になって見えなかったり言われないと気が付かない部品ですが、だからこそ拘ってみるとより自分のライフルに愛着が沸いてくると思います!

ネットでの購入はコチラから
🛒 Ballistic Millor Weapons製品



  

Posted by maitri(マイトリー)  at 20:21商品紹介

2023年08月28日

みんな使ってるPEQって何者?


店頭でたまに聞かれる質問としてなんで銃にライトを2個載せるんですか?があります!
それについて解説したいと思います。


内容としては自分は既に銃の横にライトを取り付けているのにみんなハンドガード上部にも付けるんだろう?という感じです。結論から言うとハンドガード上部に取り付けるPEQは一般的なライトではないからです!
PEQはそれぞれ米軍命名規則から取られた名称です。
P・・・携行用
E・・・レーザー
Q・・・特殊又は複合目的

実物のPEQは日本国内で販売されている一般的なレプリカと機能が異なります。

日本国内ではレーザー機器に関する規制があるので主にライト機能限定の製品が販売されていますが実物はライト部分がナイトビジョンゴーグル用のIRライトになっています。
そのため肉眼で見えるライトが搭載されていないのでPEQとは別にライトを使っているのです。

新型のNGAL+ライト

逆に警察などの組織ではレーザーモジュールはなしでライトのみのセットアップも多いです!


軍用ライフルのセットアップには定番のアイテムですが必須アイテムではありません。民間ではナイトビジョンゴーグルを使うことはないので載せない人が多く、一部ネットで人気なインフルエンサーなどは使う場合もありますがなくて困ることはありません。またアメリカでも民間人が所持できるレーザー出力に関しては規制があったり、ドットサイト同様にゼロインが必要なためレーザーでの照準は一般的なアイテムではありません。
射撃場などでレジャーで楽しむ人はバックアップサイトも外している人も珍しくなく銃のセットアップを組むとき、ドットサイトだけで他は何も載せない!のような選択肢もOKですし、クローンビルドと呼ばれる再現を目指して色々と載せてみるのも楽しいと思います。

ネットでの購入はコチラから
🛒 フラッシュライト




  

Posted by maitri(マイトリー)  at 13:19商品紹介選び方・解説