2015年05月09日

モールの編み方。

今日はベストやポーチ、バックパックでおなじみのシステム、「モール(MOLLE)システム」の正しい使い方をご説明しようかと思います。


「モールの使い方なんか知ってるわ!」って方は見ても得られるものはないです。ごめんなさい。


まずはMOLLEシステムって何ぞ?という方のためにごく簡単に解説。「モール(MOLLE)システム」とは、近年のミリタリーベストやポーチ、バックパックなどに必ずと言っていいほど縫い付けられているナイロンのアレです。モールシステム対応のベストやプレキャリ、バックパックはポーチ類等を手軽に変更できるため、1つのプラットフォームで様々な任務、銃器に対応できます。



ミリフォトなんかを見てると同じプラットフォームを使用している同じ部隊員でもポーチの配置や数がかなり違ったりします。
モールの編み方。
フロントマンや衛生兵などを比べると特に顕著ですね。



サバゲ的に言うと普段はマガジンを8本携帯している人も、「今日はセミオート戦だからマガジン4つでいいやー」って時にモールシステム対応のベストを使用しているのであれば、マグポーチをすぐに取り外せます。その分ハンドガンマグポーチを増設したり、その他のモール対応のポーチに付け替えることもできます。マガジン形状が違う銃を使う時もポーチを付け替えればOKですね。



とりあえず手ごろな大きさのポーチが手元にあったのでこれで説明しようと思います。
モールの編み方。
はい。ポーチの裏側ですね。



モールの編み方。
まずは写真のように取り付けたいモールにウェビングを通します。今回は撮影用に同じポーチ同士を連結していますが、ベストやバックパックにも同じ要領で取り付けてください。




モールの編み方。
次にウェビングが付いている側のモールにウェビングを通します。このように交互にモールにウェビングを通していきます。



モールの編み方。
最後にボタンを留めます。(ボタンではなく折り返して固定するタイプのものもあります。)



モールの編み方。
取り付け後のモールを横から撮った写真です。交互にウェビングを通しているので隙間がありませんね。
がっちり接続されています。



当店でポーチセットのベストなどを購入していただいた場合、仮留めのような状態になっている場合があります。そのままでも使えないことは無いのですが、モールの留め方が不完全だとポーチが垂れてきたり、走ったときにバタバタしたりするので、そのまま使っている方は暇な時にちゃんと取りつけ直してみてくださいね。走った時にかなり楽になりますよ。マイトリーではモール対応アイテム多数取扱い中です。




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Posted by maitri(マイトリー)  at 08:18 │その他